
曳家工事
Hikiya construction
SERVICE
サービス内容
曳家(ひきや)工事は、古民家再生や建物の維持において非常に重要な役割を果たす技術です。 特に、地盤沈下や経年劣化により建物が傾いてしまう場合、曳家工事を用いることで、建物を解体せずに移動させ、 基礎の補強や矯正を行うことが可能です。 この技術は、建物を水平に移動させるだけでなく、持ち上げて地盤の修復を行ったり、建物が傾いた場合にそれを直したりする際にも用いられます。 また、地震や地盤沈下によるダメージを受けた建物を修復するための工事としても効果的です。 鳶三株式会社の曳家工事では、住人が引っ越しせずに暮らしたまま建物を移動させることが可能です。 これにより、生活に大きな支障を与えることなく、家屋の基礎や地盤の修復が行えます。
また、建物の高さを調整する「嵩上げ(かさあげ)」工事も行うことで、洪水や地盤沈下などに対応し、建物の安全性を高めることができます。 さらに、歴史的建造物や重要文化財など、価値ある建物を保存・修復する際にも曳家工事は重要な手段です。 歴史的価値を持つ古民家やその他の建造物を保存し続けることができます。 これにより、文化遺産を守りつつ、必要な修復作業を実施できます。
曳家工事には、さまざまな工法があり、建物の状況や周辺環境に応じて適切な方法が選ばれます。 周辺環境の変化によって建物の配置が必要になる場合にも適用されます。以下は主要な工法とその特徴です。

基礎共移動工法
この工法では、建物を基礎ごと持ち上げて移動します。まず、基礎の下を掘削し、建物をジャッキアップ。持ち上げた建物をレールに乗せ、所定の場所へ移動させます。基礎の剛性が重要で、場合によっては基礎の修復が必要ですが、基礎を切り離さないため、建物への負担が少なく歪みのリスクが小さい工法です。


掬い移動工法
この工法は、建物の土台部分から上を持ち上げ、新しい基礎に移動させるものです。鋼材とレールを土台の下に設置し、油圧ジャッキで持ち上げて基礎を切り離し、その状態でレールを使って建物を移動します。基礎が脆弱で修復が難しい場合に多く用いられ、基礎を切り離すため、鋼材がフレームとなり建物の歪みを防ぐ役割を果たします。

吊り移動工法
クレーンなどの重機を用いて建物を丸ごと吊り下げて移動する工法です。土台や基礎の下に鋼材を通し、ワイヤーで結束して移動します。小規模な建物や軽量な構造物の移動、または水平移動が難しい場所で使用されます。


解体移築工法
この工法は、建物を一度解体し、別の場所で復元する方法です。建物をパーツに分解して運搬し、移動先で再び組み立てます。主に「木組み」構造で、釘を使っていない再生可能な建物が対象となります。この方法は、建物の保存や復元を目的とした移築に適しています。
曳家工事には以下のようなメリットがあります!
建物を解体せずに移動できる
重量物をそのまま移動できるため、解体再建に比べて時間やコストの削減が可能です。
敷地の有効活用
建物を移動させることで新たなスペ ースを生み出し、駐車場や庭、その他の用途に敷地を活用することができます。
地盤補強・耐震化
建物の基礎部分を補強し、耐震性や地盤の安定性を向上させることで、将来的なトラブルを防ぐことができます。
古民家再生を通じて地域活性化を目指す鳶三株式会社の取り組みは、文化財的価値のある建物を守り ながら、 現代の建築基準にも適合させることで、住みやすい環境を提供する素晴らしい活動です。 古い建物には独自の魅力や歴史がありますが、それを守りつつ現代の安全基準を満たすためには、こうした専門的な技術が必要です。
鳶三株式会社では、これらの工法を用いて、安全かつ確実な建物移動をサポートし、古い建物の再生や保存に貢献します。どの工法も、建物の特性や状況に応じた柔軟な対応が可能です。